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暮らっしっく日本 五十鈴塾

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神宮摂社・末社・所管社の歴史 その7 神前神社の歴史について

内容:
あるとき一人の神職から質問を受けました。二見方面の摂社・末社で、堅田神社や江神社の祝詞は「度会の二見に坐す」とある。
しかし神前神社の祝詞は「度会の宇治に坐す」とあるのはどうしてかと。
今日では二見町松下に所在する神前神社ですが、古く松下村は度会郡宇治郷に組み込まれていたのです。
意外に知られていないことですが、松下村が二見地区に転入されたのは、『二見町史』によると明治4年(1871)に至ってです。
つまり現在の五十鈴川派川の左岸は古くから二見郷であり、右岸にあたる松下村はかつて宇治郷に属していたのです。それは何故でしょうか。
神宮の巡回祭典で参向する権禰宜・宮掌・出仕の三人が山登りとして歩を進める難所とされているのが鴨神社と神前神社の二所であり、後者の神前神社は長い急な石段を何段も登りきらないといけません。
しかし現在地に移転遷座されたのは明治40年のことで、その前は海岸崖頭に鎮座していたとされます。
元の旧地はどこなのか。今回はこれらの謎について迫ります。
日時:
2021/10/05(火)  13:30~15:00
講師:
音羽 悟 
定員:
20名
料金:
会員 850円 ビジター 1350円
場所:
五十鈴塾右王舎

講座は終了しました