1歳7ヵ月の頃 保育園に入園!音に対する反応と手話が出てきた!

難聴児育児記録

先天性の感音性高度難聴で生まれてきた次女とまちゃんの育児記録です。

今回は1歳7ヵ月から保育園に入園したときのことをお話しします。

他の時期についてはこちらの【難聴児育児記録】一覧からご覧ください。

聴覚障害を持って生まれてきたこともあり、聴覚障害専門の病院の先生からはできるだけ保育園には行かずに家でお母さんが一緒にいてしっかり話しかけるほうがいいと言われていました。

ですが、家計が厳しいこともあり、私は仕事を再開することにしました。

地域の保育園に相談しに行くと、2ヵ月後なら大丈夫とのことで急いで入園準備をすることにしました。

あっという間に2ヵ月が経ち、無事入園することができました。

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補聴器を装用して保育園に入園!保育園・先生たちの対応は?

入園した保育園は長女かぼちゃん(当時小学校1年生)も年長さんで1年間お世話になった場所でした。

長男ぶっくんは在園中で年中さんにいました。

そんな訳で我が家の事情はある程度分かってもらっていたので、相談に行ったときもスムーズでした。

住んでる地域としても福祉援助が充実しているところだったので、長女かぼちゃんがお世話になったときは加配の先生を一人付けてくれました

私

長女かぼちゃんは聴覚障害+染色体異常による発達の遅れもあり
歩行はできない・知的な遅れありなので加配の先生は必須でした。

 

とまちゃんは聴覚障害だけなので、地域によっては加配の先生は付けてもらえない場合があるらしいのですが、とまちゃんの入園に合わせて先生を1人増やすという対応をとってくれました。

1歳児10人のクラスに先生が4人なので手厚く対応してくれました。

更に1番ありがたかったことは、長女かぼちゃんが在園していたときに加配として付いてくれていた先生が1歳児クラスの担任をしていたのです。

長女かぼちゃんも補聴器を装用しているので、補聴器の管理はその先生がしてくれていました。
なので、補聴器についてはほとんど説明なしで対応してもらうことができました。

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初めての保育園でのとまちゃんの様子は?

最初の数日は朝、私と離れるときはやっぱり泣きました。

でも、私が行ってしまうと少しの間は先生に抱っこしてもらっているようですが、遊びが始まると楽しそうに過ごしていたそうです。

お昼は給食で、周りの様子を見て椅子に座ったりタオルで手を拭いたり・・・。
上手にスプーンで食べ、おかわりもしているとのことでした。

私

やっぱり女の子はしっかりしてますねぇ!

 

補聴器は始めの数日は右だけ装用して行きました。
(とまちゃんは右耳のほうが聞こえやすいので、とりあえず右の補聴器だけにしました)

自分から外すことはなく、大丈夫そうだったので数日後には左も装用してもらうことになりました。

装用できるとなると問題なのが補聴器ストラップです・・・。

今までは補聴器ストラップを付けると補聴器の装用を嫌がるので付けていませんでした。
家にいるときであれば、補聴器を外したり落としてしまっても家の中にはあるのでまぁいいかと思っていたのですが、保育園でも付けられないとなると補聴器が無くならないかかなり不安でした(;´・ω・)

補聴器ストラップ

補聴器ストラップとは?
補聴器が無くならないように補聴器とクリップを紐で繋げて、服の襟元などに留めておくものです。
補聴器が耳から外れて落下してしまうのを防ぎます。
写真のストラップは百均で変える商品2つ(眼鏡ストラップとバンドクリップ)で自作したものです!
紐の部分が絡まりにくいので気に入っています。
(このピンクの補聴器はかぼちゃんのものです)

付けたところの写真は2歳半の今現在のものです。今は嫌がることなく付けてくれています。

お昼寝をするときは補聴器を外してもらっているのですが、目覚めて補聴器を装用するまでの間は少し不安そうにしていたそうです。

とまちゃん自身も補聴器の必要性を感じてくれているのかもしれません。

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音に対する反応や言葉の発達は?

音に対する反応は随分とみられるようになってきました。

アンパンマンの手遊びがお気に入りで所々真似もしてくれるようになりました。
私が手振りはせずに「トントントン♪」と歌い出すとその部分の手振りをし始めます。

保育園の運動会の練習のときは音楽に合わせて手を叩いたり、身体を揺らしたり楽しんでいるようです。

言葉の発達はというと・・・

口話での発語はまだなく、ワーワーと声を出すだけです。
でも、手話(というかジェスチャー?)はいくつか出てきました

【1歳7ヵ月】できる手話(ジェスチャー)

  • 聞こえる(耳を指差す)
  • 食べ物や気温が熱い(口の前で手をグーパーする)
  • 雨(両手で雨がザーザー降っている様子を表す)
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補聴器の高音域の出力をアップ

定期的な難聴児支援センターでの聴力検査でとまちゃんはやっぱり高音域が聞き取りにくいようだったので、補聴器の高音域の出力をアップしてもらいました。

設定変更前後の結果がこちら。
オージオグラム

1kHz、2kHzの結果は同じだったので重ならないように横に記入してあります。

高音域の設定を変更してもらったので4kHzでの聞こえが10dBほどよくなっています

この設定変更をしてもらった次の日に保育園に行くと、以前より「聞こえてる!!」と先生が感じる場面がよくあったそうです。

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まとめ

保育園に行き始めたことで、私は一人の時間ができ、とまちゃんは沢山遊んでストレス発散、色んな刺激をもらえるので結果的に良かったかなと思っています。

難聴児にとって保育園に行くことは心配な面もありますが、いい面も沢山あると確信しました。

でも、保育園に行き出しても、週1回の難聴児の集まりには参加し続けました。
そちらに参加することも難聴児にはすごく大事だと思ったからです。

忙しい毎日ですが、とまちゃんの成長が目に見えて分かるのでとても充実しています。

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